キャリコンブログ新シリーズ~働きやすい職場環境づくりvol.4~

「職場の快適さ」と「人間関係」の関係って?どんな取り組みをしたら良いの?

こんにちは!もうすっかり秋ですね。キンモクセイの香りが待ち遠しいキャリアコンサルタント西山です。10回にわたり「働きやすい職場環境」というテーマでお届けしておりますが、今回で4回目になります。1回目のブログでは「雇用管理」「人事評価」「人材育成」「人間関係管理」、この4つを適切に整備することが、従業員の労働意欲・定着率・パフォーマンスの向上につながるということをお伝えしました。(1回目のブログ)4回目の今回は「人間関係を改善し、快適な職場にするためにできる取組」について考えたいと思います。

 

 

人間関係が良くない→離職につながりやすい

というのは、2回目のブログでお話した通りです(2回目へ)。組織は、所属するメンバーが協働して、目標とする成果をあげることを目的としていますが、それにはメンバー間に信頼関係がしっかりあり、協働や連携できる状態であることが必要です。近年は、成果主義、業績主義の影響で、同僚間が競争し合あい、「協力しあわない職場」が多くなっているとの指摘もあるそうです。

 

信頼関係の基盤はOK?チェックポイント

 

 

以下は、厚生労働省の「こころの耳」掲載記事に基づき、相互信頼に基づく協働の職場をつくるための工夫や努力にはどんなものがあるのか、検討の際の重点ポイントをまとめたものです。

 

1. 管理者のマネジメントスタイル

管理者は自身のマネジメントスタイルや行動がメンバーにどのような影響を与えているかをレビューし、メンバーとの「関係の質」をより良く改善できるように、常に見直し、改善し続けることが必要です。それには、メンバーを「見る」ことを怠らず、行動を理解し、積極的にかかわりを持つこと、いつでもメンバーからの報告や相談、連絡を受け入れられる体制であることが求められます。

 

2.上下左右間のコミュニケーションの総量

人間関係の良好さはコミュニケーション量に比例します。人間関係悪化の際に顕著に現われるのは、コミュニケーション量の低下、関係の疎遠化です。よって、上下、左右ともに、関係改善が必要な場合は、コミュニケーション量を意識的に増やすことが有効とのことです。上司は特に、部下との十分なコミュニケーションを通じて、相互理解を図り、良好な人間関係を構築することを心掛けることが望まれます。

 

3.   メンバー間の相互支援意識、協働意識の醸成

最近の職場では、分業化が進み、構造的に連携、協働が少なくなる傾向が見られます。極論すると、同じ部署にいて、隣同士で座っていても、隣のメンバーの仕事状況がわかっていないことが往々にしてあります。組織は、本来、協働、連携して成果をあげることに、その意味がありますが、それができていない職場は組織本来の強みを発揮できない状況にある可能性があります。

 

4.対面コミュニケーションの増加

最近は、メールやチャットツールなど便利なツールを利用して仕事のやり取りをする会社が多くなってきています。コロナ禍になってからは、その傾向が顕著になったのではないでしょうか。隣に座っているメンバーとメールのみでコミュニケーション、していませんか?良好な関係づくりにおける対面コミュニケーションの意味と大切さを理解させるマネジメントも必要と思われます。

(出典:厚生労働省「こころの耳」働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト

 

いかがでしたか?当てはまるな、改善ポイントを見つけた方、早速できるところから取組を始めるチャンスです。

 

従業員エンゲージメントがカギ

 

 

 

こういった取組からもたらされるもの、それは従業員エンゲージメントです。近年「従業員満足度」に変わり、「従業員エンゲージメント」が重要視されています。「エンゲージメント」日本語では、従業員の会社に対する信頼、愛着、きずな、帰属意識といった意味になります。海外のエンゲージメントに関する多くの調査により以下のようなデータがあるそうです。

  • エンゲージメントの低い従業員は高い従業員よりも4倍多く離職する。
  • 従業員のエンゲージメントのレベルが上がると、離職率が下がる。
  • エンゲージメントの高い従業員はエンゲージメントの低い従業員と比較して87%離職率が低い。

(出典:PRESIDENT ONE )

また以下のグラフが示すように、エンゲージメントの高い従業員が増えると、従業員の定着率が高くなることもわかっています。結果的に会社の売上や利益に大きく影響をもたらすということですね。

 

 

出典:「『エンゲージメントと企業業績』に関する研究結果」株式会社リンクアンドモチベーション

 

従業員の採用、定着に課題を感じていらっしゃる事業主の方、まずはお気軽に弊所にご相談ください。

 

 

【キャリコン西山のコラム】

サンクスカード、最近耳にしますね。従業員同士などで感謝の気持ちを伝え合う際に用いられるカードのことです。手書きのカードを渡して仲間を称えたり、ねぎらったりするこの制度は、ザ・リッツ・カールトン東京や日本航空(JAL)、東京ディズニーリゾートなどでも取り入れられているみたいですね。

 

「今日のフォロー、とても助かりました。ありがとうございました!」「準備してくれた資料のおかげで、スムーズな商談ができたよ!」

1日の仕事を振り返り、誰かがしてくれたことを感謝する。感謝された側は、自分のした仕事がこう評価されたんだ!と喜びと共にモチベーションアップにつながります。まず、そういう時間を持てること、当たり前の中に感謝ができること、そんな習慣ができるととても素敵だと思います。

 

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