歴史上の「偉人」の考え方・思想・戦略から、採用力アップに繋がる考えを読み取り、お伝えしていきたいと思います(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
人類5000年史から、人財採用術・活用術を読み取っていきしょう(*'▽')
今回は、
世界帝国として名高い【モンゴル帝国】の礎を築き上げました
チンギス・ハン (チンギス・カン)
を取り上げていきます('ω')ノ
※チンギス・ハンは源義経ではないかと俗説がありますが、夢があって好きです(*'▽')
世界最強の組織を築き上げた偉人の人財戦略とは?
チンギス・ハンは組織の人材登用のおいて、
優れた柔軟性・多様性を持っていました。
征服した土地において、宗教や社会などこれまでの勢力を単位にしてそれぞれ自治にゆだねモンゴルの慣習を強制することはありませんでした。
キリスト教、仏教、イスラム教、その他諸々の宗教を人々は自由に信仰できるなど、
チンギス・ハンは市民の生活に干渉をせず、多文化・多人種・多宗教・多言語がそのまま帝国内にあることを認める組織を構築しました。
チンギス・ハンの部下・幹部たちのおいても、かつて敵対していた部族、滅ぼした国の者や、
宗教面でもキリスト教、仏教、イスラム教、その他諸々の宗教を信仰する者がいるなど、
バラエティー溢れる人財が闊歩していました(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
また、
軍人よりも1ランクも2ランクも下に見られていた商人たちも積極的に重用しました。
彼が領土を広げるとき、商人たちが貴重な情報網の役割を果たして、謀略や戦略を組み上げる基礎となったことは有名な話です。
以上のことから、
宗教や人種、職種による偏見なく、優れた者や技術を
「モンゴル帝国の発展」のために役立てようとする組織デザインを実践していたのでしょう。
チンギス・ハンの人財戦略からそのように伺えます。
多様性ある組織が出来た背景とは?
チンギス・ハンが多様性を認める組織を創り上げるようになった背景には、
幼少期に、モンゴルの部族の有力者であった父親が亡くなったことで、親族や配下の者が離れたり、裏切られた経験がひとつの理由として挙げられます。
それ故に、
【血のつながりを重視するのではなく、優秀な才能をもつ者であれば、血族や出自を問わず、迎え入れるという考えに至ったのではないか】
と推察されています。
また、
【組織が急速に拡大していきましたので、それに対応するために、才能ある者が多く必要】でした。
そのため、モンゴル帝国は人材の間口を広くとり、才能があればどんな者で受け入れる組織デザインとなっていました。
壮大な目標で多くの者を引き付ける!
もちろん、ただ優秀な人材を採用するだけではダメです。
才能ある者を繋ぎ止め、裏切ることなく、組織のために働いてもらう必要があります。
そのために、魅了ある組織のミッション・ビジョン・目標で引き付け、それに挑戦させ続けることが必要です。
チンギス・ハンは、
【世界制服】
という途方もない目標を掲げ、行動を起こし、破竹の勢いで目標に近づいていったのです。
※後のモンゴル帝国の最大領土 ちなみにギネス記録
「ここに入れば、【世界征服】という途方もない目標が実現できるかも!?」
という現実・将来に魅了された多くの才能ある者が忠誠を誓い、自らの元を離れないようにしたのです。
多様な出自・考え方・経験を持つ才能ある者が溢れる組織を目指そう!!
雇用の機会均等、多様な働き方を指すダイバーシティが盛んに叫ばれている現代の組織に置き換えても、
チンギス・ハンの組織デザインは参考になる部分が多いように考えます(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
私の採用支援をさせていただいたある会社の経験でも、
話をお伺いした当初、「男性の営業スタッフが欲しい!!」とおっしゃっておられた経営者の方がおられたのすが、
ヒアリングをさせていただき、欲しいタイプを掘り下げていくとこれまで、その会社になかった人財のタイプが当てはまることに気がつきました。
そこで、
「子育てがひと段落した女性の方も貴社が求める人財タイプに合致するのではないでしょうか?」
とご提案させていただきました。
そこで、女性にターゲットを絞った内容で求人募集開始し、1ケ月後、40代の女性スタッフの方を採用することが出来ました。
半年後、その会社の経営者の方にその後の話をお伺いすると、
「新しく採用した女性の方は、組織にこれまでになかった価値観や考え方など、新しい風を吹き込んでくれている!!」
と喜んでおられました。
このように、組織が多様性を認めることは、
・採用できる層が広がるので、採用力がアップする!!
・組織に新しい風を吹き込んでくれて、組織が活性化する!!
などの効果が期待できます!!
あなたも最強の組織を創りませんか?
「才能ある者たちが離れず、組織が掲げる目標に向かって、果敢に調整する組織風土」の構築
と、
「最高峰の目標」
を掲げることが組み合わさることによって、
【歴史上最も世界征服に近づいた最強のモンゴル帝国の礎】
が築き上げられました。
あなたの会社にも、
チンギス・ハンのように多様性の考え方を取り入れ、最強の組織しませんか?