元CE(カスタマーエンジニア)が社労士業務を行う中で感じたことを徒然なるままに書き綴ります・・・
働き方改革を推進するための、課題解決方法や事例を紹介できればと思っています!
今回は、ムダな会議を減らすには、について
『前回までの記事はこちらからどうぞ』デジタル化が進まない理由・・・
CEをしていたときにもあった月一のミーティング。中途半端な外資系のせいで、社内用語はカタカナ英語が入り混じります( ´,_ゝ`) プッ。
全員が帰社してからミーティング開始となるため、下手すると21時過ぎることも・・・
当時、バス通勤だったため最終バスに間に合うように帰されたこともありました。会社の目の前のバス停でナンパされたことは内緒です。
資料を読み上げる時間が一番多かったような気がします。見ればわかるんだから、事前に配布してくれればいいのにと当時はよく思いました。
長時間になりがちな会議(ミーティング)が働き方改革推進のボトルネックになっているのではないでしょうか。
弊社では、会議で共有しておきたい情報は事前に共有する!という取り組みを行っております。
チャットワークや、グループウェアを駆使して情報を共有しますよ。
アメリカの2倍???
コンサルティング会社のベイン&カンパニーが2014年に行った研究によると、アメリカの大企業が週一の定例会議に費やす従業員の時間は7,000時間相当という結果が出ました。
では日本はどうでしょうか。
年間67万時間
2018年実施のパーソル総合研究所と立教大学の中原淳教授の研究によると、日本の大企業では年間の社内会議時間は、67万時間にもなるという結果が出ました。一日8時間労働だとすると、おおよそ332人分の労働時間です!
数字で見るとびっくりしますよね。この時間全て会議に集中しているかというと、そうではありません!
ムダな会議だと思っていることで、睡魔に襲われることはみなさんも経験があるのではないでしょうか。
大きな声では言えませんがわたしもあります(* ̄0 ̄)/
ムダだと思いながら参加している会議は、生産性が著しく低下してしまいます。
会議の生産性が落ちることで、他の業務にも影響が出ます。
長い会議の影響で時間外労働が増えて体調不良になったり、最悪の場合、離職にもつながりかねません。
会議があるために、お客様対応が遅れてしまって、終業時間内に対応できない。会議があるために、急いで処理してミスしてしまった、など本末転倒ですよね。
生産性が低いうえに効率が悪く長時間に及ぶ会議は、働き方改革を進めていくうえで障害のひとつとなっているといえるでしょう。
会議の仕組みをどうすればいいのでしょうか
ムダな会議だという気持ちで参加しているから、効率が悪く眠気に襲われます。
会議の仕組みをどのように整えればいいのか、対策をあげますね。
会議の内容のはっきりさせること
これは、必須ですね。
会議内容を事前に参加者に周知し明確にすることで関心を高め、会議の場で結論を発表できるように準備してもらいます。
弊社でも導入している、チャットワークやサイボウズの議事録アプリなどを利用して情報共有することで、全員が同時に情報共有することが出来、生産性が上がります。
議事録作成の負担も減るのではないでしょうか。
会議中のメモをRPAを使って議事録を作成することもできないことはないですよね。
働き方改革を進めていて、業務向上のための機器やソフトを購入しても時間外労働が減らないなどというときは、会議の方法にムダがないのか見直してみてはどうでしょうか。
弊社では、多様な働き方のためのサポートをさせていただきます。
- ルールの整備
- 業務の棚卸からはじめ、就業規則の整備をサポートします。
- コンサルティング
- 業務の棚卸に加え、改善方法のサポートもいたします。
- デジタル化のために使える助成金・補助金の提案
- 今年度は終了しておりますが、雇用保険関係の助成金に関しては弊社で申請実績が多数ございます。
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