総務業務のデジタル化7

元CE(カスタマーエンジニア)が社労士業務を行う中で感じたことを徒然なるままに書き綴ります・・・

何がイライラするかって、集計作業!!!

アナログな集計作業は間違いのもと・・・

先日の投稿でも書きましたが、デジタル化が進まない・・・

会社の方向性として、業務効率化のためにIT化を進めたい!!!

アナログな人が多いことが原因で、手作業が多く時間がかかっていては何を行うにしても時間がかかってもったいないですよね。

弊社の業務で例えると、給与計算業務に入る前の勤怠集計・・・
ジョブカンシリーズを導入していただいているお客様の給与計算は、クラウドタイプで連携が簡単なのことと、深夜勤務帯も自動判定なので勤怠集計は、確認作業だけです。

紙でのタイムカードはもちろん、ただ単に打刻時間が出力されるだけの勤怠ソフトの場合、「深夜時間帯」「法定外時間外労働」「法定内時間外労働」は、紙でのタイムカードと同じように『ヒト』が『目視』で確認作業を行い、集計する必要があります。

「深夜時間帯」は、何時から何時なのか。ご存知でしょうか。

22:00~5:00なんです!!! 

「深夜時間帯」は、通常の時給から割り増し賃金発生となりますので、ここの労働時間の集計と割増賃金の支払いが出来ていないと助成金申請したときに、「賃金未払いがありますよ~」と言われてしまいます。

手作業での集計の場合、エクセルで関数を使って計算式を作ってしまえば集計作業が格段に楽になります!!!
ですが、エクセルが苦手...というかPCそのものが苦手な場合、関数を使って計算する、なんてことすら思い浮かばないのではないでしょうか。苦手な場合、拒否反応が出てしまいアナログ作業のままなんてことが大いにあります!

アナログ作業は、間違いが発生するリスクにもつながります。

なぜか時間がかかってるんだよな~というときDXに取り組むチャンスです!!!

  • 昔ながらの作業で時間がかかっている・・・ 
  • エクセルが苦手・・・
  • アナログな人が多い・・・

どうでしょうか。

思い当たる項目があるのではないでしょうか。

PCが苦手なら、ツールを入れるか外注してしまう、というのも一つですね。

ツールの導入?!

デジタルに明るい人材を獲得できない、人材育成も難しい・・・

昨今のクラウドツールは、UIが工夫されていて画面に沿って入れていけばつかえるようになっております。

デジタルスキルがある人材は難なく使いこなせると思いますが、やっぱり無理!!!経営に集中したい!!!という方は勤怠集計と給与計算を外注するというのもあり、です。

社長は総務業務も大切ですが、経営に集中していただくほうがより大切です。

弊社の経営理念として以下を掲げています。

正確・迅速・親身なサービスとより良い情報提供によりお客様の発展に貢献

業務の見直しと同時に、ITツールの見直しと社内体制の見直しも行ってみてはどうでしょうか。

おのずと、会社全体の改善点も見えてくるのではないでしょうか。

ITツールの導入に使える助成金のご紹介も可能です。労務関係のツールでしたらご提案から設定、運用サポートも可能です。

お気軽にお問い合わせください。

最後に用語解説

  • エクセル・・・EXCEL えくせる、ですね。マイクロソフトが開発したWindows向け表計算ソフトです。macOS向けもあります。ちなみに、国家資格である「初級アドミニストレーター」「ITパスポート」「基本情報技術者試験」など一部の試験で表計算に関する問題が出ます。
  • 関数・・・「平均を求める」とか「特定の文字列Aを数える」などよく使われる計算や判定など「関数」としてまとめられています。関数を組み合わせることで高度な計算が可能です。