業務効率化~探し物は何ですか~

元CE(カスタマーエンジニア)が社労士業務を行う中で感じたことを徒然なるままに書き綴ります・・・

働き方改革を推進するための、課題解決方法や事例を紹介できればと思っています!
今回は、コミュニケーションツールについて

『前回までの記事はこちらからどうぞ』デジタル化が進まない理由・・・

汚い部屋から脱出したくて整理収納アドバイザーの資格をとって、引っ越しのタイミングで、ハイエース3台分の不要物を廃棄した経験上、「モノが多いと時間のムダ」だとはっきり言えます。
大塚商会が行った調査によると、ビジネスマンが仕事中に探し物に費やす時間は、150H/年だそうです((*゚,_ゝ゚)ゞ

弊社の場合、年間労働日数が245日なので、19労働日分探し物をしている計算になります・・・ΣΣ(゚д゚lll)
必要な書類が、必要な時にすぐに取り出せる。
使いたい道具が、使いたいときに使える。
自分だけではなく、だれが見てもわかるようにしておく。
以上のことができていれば、ムダな残業はしなくてもよくなりますし、ムダな書類や道具が溢れかえった効率の悪い職場ではなくなります。 
あっちこちにファイルやバインダーがあるから、移動する時間もかかりますし、担当者不在の時に問い合わせが来てもすぐに回答できない。など、さまざまな弊害が発生します。

引っ越す前は、私がいないと何がどこにあるのかわからない状態だったので、出かける時間が遅くなったり、探し物が見つからないことでイライラすることが多いし、収納場所が適切ではないため何をするにもムダな時間がかかっていました。

これは、職場でも同じことが言えます。
一年に一度使うかどうかの文房具が手元にあって、週に一度必ず補充する文房具のストックが別室にある。なんてことはありませんか。

効率よく行いましょう

仕事を効率よく行うための仕組みが取り上げられる事例として、トヨタグループが有名ですね。

実際に行いたい作業は、探す作業と手に取る作業、やるべき作業と3つに分類されています。
先の二つの作業がムダな作業となるわけです・゜・(PД`q。)・゜・ 。
このムダを極限まで減らすことが出来れば、労働時間削減すなわち働き方改革につながります。

整理整頓の重要性

「整理整頓」は大事ですが、意味を理解している人は少ないのではないでしょうか。
『整理』とは、必要なもの、不要なものを判別し不要なものは処分すること。
『整頓』は、必要なものを使いやすいように並べることです!

どうでしょうか。
整理整頓の違いが分かりましたか?
モノだけではなく、紙文書、電子文書の保存でも同じことが言えます。過去記事「ペーパーレス」参照

実体験に基づき声を大きくして言いたい

「探し物をする時間ほど、ムダな時間はない」o(`ω´*)oフン!!!!

整理整頓されることで、日用品のムダ買いがなくなり、お金の使い方がうまくなりました。

これは、仕事でも同じです。
日本の平均的な会社で、年間150時間も探し物に使っているということは、社員一人当たり60万円を生産性のない時間に費やしていることになります。

働き方改革の取組の一環として、整理整頓に取り組んでみてはいかがでしょうか。

弊社では、多様な働き方のためのサポートをさせていただきます。

ルールの整備
業務の棚卸からはじめ、就業規則の整備をサポートします。
デジタル化のために使える助成金・補助金の提案
今年度は終了しておりますが、雇用保険関係の助成金に関しては弊社で申請実績が多数ございます。

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