みなさんこんにちは!
シナジー経営株式会社の水野です。
前回のブログでは、評価制度はエクセルがいいのか、クライドがいいのかという内容でした。
【ぶっちゃけます】評価制度はクラウドがいいのか、エクセルがいいのか~評価ブログ~ | シナジー経営株式会社 (kkr-group.com)
過去には人事が知らない退職理由として、給与の低さや評価への不満が挙げられると紹介しています。
人事が知らない本当の退職理由 新評価ブログpart2 | シナジー経営株式会社 (kkr-group.com)
今回は評価制度のどこが不満なのかさらに踏み込んだ内容をご紹介します!( `ー´)ノ
今後導入を検討されている方は必見ですよ~~(*^▽^*)
それでは行ってみましょう~( `ー´)ノ
人事評価の不満、圧倒的1位は「基準の不明確さ」
株式会社識学(本社:東京都品川区、代表取締役社長:安藤広大)が2021年8月に行った調査によると、
自社の人事評価制度の不満の理由として、
1位「評価の基準が不明確」48.3%
2位「評価結果が報酬に反映されない」30.9%
3位「評価する人によって厳しさに差がある」28.1%
であると発表しました。
現場から実際の声として上がってきている会社もあるのではと感じます。
何よりダントツは基準が不明確だということ。
つまり、
自分の給与は何を元に決まっているんだ!?
何をしたら俺の給与は上がるんだ!?
どういう行動を取ったら会社に評価されるんだ!?
という心の声が反映した結果ではないかと推測します。
Q1.あなたがお勤めの会社ではどのような方法で人事評価を行っているか
1位:「業績評価」65.0%
2位:「評価シート」53.5%
3位:「事前に設定した目標達成度の評価」47.8%
やはり業績ありきの評価なんですね。
注目すべきは次のデータ
「どのように人事評価を行っているかわからない」の回答が14.5%!
これ意外とあると思います。
評価制度を導入しているならまだしも、入れていない会社はいかにオープンにしていくかが課題ですね。
Q2. あなたは自社の人事評価について満足していますか
やや満足、満足→55%
やや不満、不満→45%
約半数は不満なんですね。
次の質問でその理由が分かります。
Q3. あなたが自社の人事評価について不満に思うことをお答えください。
1位:「評価の基準が不明確」48.3%
2位:「評価結果が報酬に反映されない」30.9%
3位:「評価する人によって厳しさに差がある」28.1%
Q4. あなたは人事評価の結果が給与や待遇にどのように反映されるか知っていますか。
全体:知っている55% 知らない45%
評価に満足と回答した方:知っている67% 知らない33%
評価に不満と回答した方:知っている40% 知らない60%
Q4の評価に満足、不満と回答した方でこれだけの違いが出るんですね。
これは“知らない”ということが“不満”に繋がっているデータの裏付けですね( ..)φメモメモ
まとめ【データから読み解く水野の見解】
いかがでしょうか?
以上のデータから、私水野なりの見解をお答えします!
評価制度を導入しているけど、給与や評価に不満が出ている会社
→評価の結果が給与に反映されているでしょうか?
もしくは反映できない理由を従業員に説明していますか?
評価制度(評価シート)の見直しを考えている
→評価の基準が普段の業務に近い内容になっていますか?
なるべく部署や職種が多岐にわたる会社は当然、業務内容や評価基準も変わってくるので、
実態に沿った評価シートに分散化させることをお勧めします。
評価制度はあるが報酬連動できていない
→報酬連動するには業績だけでなく本人の頑張り、個人実績を定量化した基準が必要
個人の●●の数字が上がれば自ずと業績が上がる、という項目にすれば
本人が頑張った分だけ、業績が上がり給与も上げられます。
まずは定量の基準を明確化してください。
どんな評価がうちの会社に合っているのか分からない
→評価制度と言っても多岐にわたります。
その会社に合ったやり方が重要です。
どんな評価にせよ、会社だけが得をする、従業員だけが得をするのではなく
お互いがWin-Winになる評価制度を導入してください。
いかがでしょうか?
こういったデータを根拠に構築していくことも重要ですね。
最終的にはデータに囚われず「うちはこうする!」と決定することですが(;'∀')
どうせやるんならみんなが納得する評価にしましょうよ!!という話でした( `ー´)ノ
いつでもご相談お待ちしています<m(__)m>