評価項目ずっと一緒は要注意!!評価ブログpart7

みなさんこんにちは!
シナジー経営株式会社の水野です。

前回のブログでは、人事評価を形骸化させないための
工夫を紹介いたしました。
なかなか定着しない、形骸化してしまっている会社様はぜひ読んでみてくださいね★


前回のブログ

「評価シート」ってやる意味あるの?評価ブログpart6 | シナジー経営株式会社 (kkr-group.com)

 

タイトルを見て、ギクッとした方もいるのではないでしょうか?

なかなか忙しくてどうしても後回しになってしまいがちな部分ですよね( ;∀;)

では、なぜ評価項目がずっと一緒ではだめなのか?

 

それは、「コロナ禍」だからです。

 

現在はコロナ禍により様々な影響を受けて、会社も常に変わり続けている状況です。

 

 

例えば、、、

・商品製造元が休業により生産ストップした (外部環境)

・緊急事態宣言により売上、受注の減少 (外部環境)

・新しいシステム導入により業務体制が変わった (社内環境)

・採用難や休業による慢性的な人手不足 (社内環境)

 

 

上記の様に外部環境や社内環境が刻一刻と変わっている状況だからこそ
これまでと同じ評価項目では、次のような危険が生じるので注意が必要です。

コロナ禍で評価項目を変えていないことで起こる危険性

1.項目が現状に即していないので、従業員は“ただやるだけ”になってしまう

 

コロナ禍でシステム化や新商品など様々な変化があった1年

 

評価項目が現状に即したものに変更しないと、評価シートを“ただ、なんとなく”“機械的に”実践することになってしまいます。

 

従業員は評価項目を見て、会社が重要視していることを再認識します。

 

評価シートを記入することは、半年おきに会社の方針や目標を再確認する場でもあるのです。

 

その項目内容が全く現状に即していない、もしくは重要視している項目が変わっている場合は、従業員がまちがった認識をしないためにも現状の内容に変更しましょう。

 

 

2.進むべき目標が共有できていない

 

当然ですが、人事評価シートとは「会社が大事にしている考え方」や「売上目標」「数値目標」を文書化したものです。

 

その評価項目が現状に即していないということは、従業員自身が「今、会社は何を重視しているのか」「自分たちに何を求めているのか」という点で疑問となります。

 

評価シートの数値目標は会社の進むべき方向性を最も具体化したものなので、特に評価シートの数値目標に関しては、今の現状に合わせたものにしてください。

 

 

3.会社の評価に対する本気度が感じられず、従業員も手を抜いてしまう

 

現状に合ってないけど、毎年同じ評価シートを実践している

 

従業員は、“とりあえず”答えている状態

 

そこで生まれる感情は“これってやる意味あるの?”

 

すべての従業員が感じていることは「ちゃんと私のことを見て欲しい」

 

自分の頑張りや項目が現状に合っていないと「やらなくていいじゃん」に変わってしまいます。

 

それだけは一番避けたいですよね。

 

 

 

以上3点が評価項目を変えていないことで起こる危険性です。

 

お伝えしたいことは、従業員は誰しもが、「自分の頑張りを認めて欲しい」「頑張っているんだから給与を上げて欲しい」と思っています。

 

経営者側からすると「いやいや、そこまで頑張ってないでしょ」と感じることでも従業員全員が認められたいと感じています(マズローの承認欲求)

 

正しい評価項目に定期的に見直すことは「ちゃんと私の事見てくれているんだ!!」「会社は私にこのことを求めてたのね!」

 

とモチベーションアップにつなげることもできます。

 

 

項目見直しの目安は半年に1回の変更です。多いところは4半期に1回見直しています。

 

見直しのポイントは次回ブログにて紹介いたします。ご参考にしていただけますと光栄ですm(__)m

まとめ

いかがでしたか?

評価項目の見直しは社員教育のためにもコロナ禍で大事なタスクの一つとして認識していただけると光栄です。

 

業務に追われ、評価シートの項目なんて触ってられないよ!

 

と感じている経営者様。

 

そんな会社様のために弊社が評価制度の構築や見直しのご支援をさせていただいております。

 

導入実績もありますので、他社事例に基づいた最適なご提案をさせていただきます。

 

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