企業型確定拠出年金とは

導入する企業が増えています

企業年金を廃止して、確定拠出年金を導入する企業が右肩上がりに増えています。
平成26年度の加入者数は、500万人になりました。

公的年金の給付金が年々減少する中、公的年金上乗せ分の、企業年金が重要視されます。
とはいえ、企業年金は企業にとって負担となります。中小企業には運営できません。

そこで、注目されているのが『企業型確定拠出年金』です。

確定拠出年金は、企業年金とは違い厚生年金の被保険者なら、会社役員や社長でも加入できます!
原則60歳未満の方なら、加入可能です。1名からでも加入可能ですので、小規模の医療法人でも導入しやすい制度です。

一般的な、『401K』は、通常のお給料に上乗せして、企業側が掛け金を拠出します。

当社が提案する『401K』は、『選択制401K』です。

『選択制』の意味とは???

簡単に言えば、「給与の一部を掛け金として拠出する」です。

給与支払額に変更がないので、企業側の負担はありません。
社員は、『今受取る』か『将来受け取る』かを選択できます。

401KとiDeCoの違いとは???

401KとiDeCoの違いを簡単に説明します。

どちらも非課税となることは共通しています。運用も自己責任です。

iDeCo

運用益
非課税
加入
任意加入(個人)
掛け金の負担
自己負担
所得控除
最大40,000円
運用商品
自分で選べる

401K

運用益
非課税
加入
会社が導入している場合に加入
手数料負担
会社負担
所得控除
最大66万円
運用商品
会社が用意した中から選ぶ

選択制401Kの最大のメリット

401Kへの拠出金は、税・社会保険に関して、現在の報酬とは判断されません。

社員目線のメリット⇒節税効果がある!

お給料の一部から掛け金を拠出するわけですが、現在の報酬とはみなされないため、所得税と社会保険料の対象外となります。
また、『運用益』は「年金」「退職金」と同じ扱いの為、『非課税』です。

企業目線のメリット⇒社会保険料等のコスト削減

給与の一部を掛け金として拠出するので、掛け金分は報酬とみなされません。支払う報酬が減るので、社会保険料の対象となる金額が減り、会社負担分の社会保険料の支払額が減ります。また、退職金の代わりとすることで、企業側は退職金の準備の負担が減ります。

401Kの導入で、会社も社員もHAPPY!

当社では、DCマイスターの資格を持つスタッフが、あなたの会社に最適の御提案をさせて頂きます!!!

確定拠出年金の注意点

受給は原則60歳以降!

税制優遇などメリットが大きいですが、デメリットもあります。

60歳にならないと現金化できないことと、金融商品ですので元本割れのリスクもあります。

税金削減のメリットがあります!!!

選択制401kは掛け金の拠出方法が特殊なため、税金削減のメリットがあります!!!

掛け金は、月額55,000円が上限

年間の掛け金は、660,000円

A社(従業員3名 役員2名)の場合

  • 加入者・・・役員1名 従業員1名
  • 社会保険料削減額・・・年間35,000円

B社(役員2名 従業員20名)の場合

  • 加入者・・・7名
  • 社会保険料削減額・・・年間175,000円

C社(役員5名、従業員70名)の場合

  • 加入者・・・30名
  • 社会保険料削減額・・・年間875,000円