人事が知らない本当の退職理由とは
今回の内容は、
「人事が知らない本当の退職理由」です。
人事担当をしている方は、社員から悩みを聞いたり退職の相談を受けることも多いのではないでしょうか。
しかし、実際に聞いていた退職理由と実際の退職理由が違うというデータが出ています。
そのデータがこちら↓
参照元:2016年2月 エン・ジャパン株式会社「退職理由のホンネとタテマエ」より
会社に本音を言えなかった理由
いかがでしょうか。
こちらはセミナーでも紹介しているデータです。
いわゆる「本音」と「タテマエ」というやつですね。
ちなみに私自身も何度か転職していますが、本当の退職理由を伝えているのは5割ほどですね((+_+))
会社に本音を言えなかった理由としては、
1位は「円満退社したかったから」
注目すべきは、
「会社批判になってしまう」「建設的な話し合いにならない」といったデータですね。
なかなか面と向かって、
給与が安い
給与を上げて欲しい
この人のせいで・・・
みたいな話をしても「何か変わるわけでもない・・・」と考え、本音を言わないケースが多いことが分かります。
話を戻すと、
本当の退職理由に「給与」や「人間関係」が最も多いということが分かりました。
これはおそらく今後何十年も変わらない「本当の退職理由」だと思います。
では、どうしたら?
決して本音を聞き出せないことが悪いのではなく、給与や評価について離職が多いという点から、
人事評価制度の見直しをすることをお勧めします。
「うちの会社、必要ないでしょ」
と感じた社長様は以下のチェックテストをされてみてはいかがでしょうか。
評価制度危険度チェック!!3つ以上当てはまったら要注意!?
あなたの会社は大丈夫!?「評価制度危険度チェック」!!
3つ以上当てはまるとあなたの会社の評価制度を見直しをお勧めします。
□ 過去に給与が低いことを理由に退職した社員がいた
□ 人間関係のもつれによる退職が後を絶たない
□ 給与をしっかり上げているのに給与に不満が出ている
□ 社員は何を達成すればいくら給与が上がるかを理解していない
□ 3 年以上前の制度(人事評価制度)から変わっていない
□ 評価者によって甘辛が出ているので、評価結果に信憑性がない
□ 評価結果のフィードバックの内容の記録を残せていない
□ 評価結果と給与が連動していない
いかがでしょうか?
3つ以上チェックが入った方は評価制度の見直しをお勧めします。
人事評価は「給与の仕組み」としてのイメージが強いですが、
・採用力アップ
・離職率改善
・人材育成の仕組みづくり
・経営理念の浸透
・適正な給与の支給
など、様々な人事課題を解決できる制度です。
「離職がなかなか減らせない」
「なかなか採用申し込みが来ない」
「社員がなかなか育っていかない」
最近、上記のように感じた方はぜひご相談ください。
評価制度だけでなく、給与の悩みや育成の悩みなどお気軽にどうぞ。
それでは、また来週~~~($・・)/~~~