元CE(カスタマーエンジニア)が社労士業務を行う中で感じたことを徒然なるままに書き綴ります・・・
何がイライラするかって、思うようにデジタル化が進まない!!!
クラウド利用を推進したい現場と躊躇する役職・経営者・・・
先日の投稿(投稿を見たい方はここをクリック)でも書きましたが、デジタル人材不足によってシステム選定もままならないようではクラウド利用促進、ひいては業務のIT化は進みませんよね・・・
会社の方向性として、業務効率化のためにIT化を進めたい!!!
デジタル人材がいる会社では、社内サーバー構築 → オンプレタイプをインストール → リモートアクセスで社外からアクセス。
という、運用方法もあり得ますよね・・・
従来からある運用方法ですので、システム構築方法としては正解です。
デメリットは、セキュリティ対策とBCP対策、アップデート時の対応でしょうか。
給与計算には、法改正が付いてくる!!!
給与計算業務のみに目を向けると、「厚生年金・健康保険・介護保険・雇用保険・所得税」これらの料率は毎年変更があります。
弊社でも使用しているオンプレの給与計算ソフトの場合、料率の設定を必ず確認し変更する必要があります。これが漏れていたら、お客様に納品する給与が間違っていることになります!社労士事務所としてお客様に信頼していただいて給与計算業務を行っていますので、そんなことはまずないです。
が!!!自社で給与計算されている会社の場合、担当者が知識不足だとあり得ます・・・。実際、給与計算代行をご依頼いただいたタイミングで間違いが発覚することもあります。
では、料率の間違いがなく正しい給与計算を行うためにはどうしたらいいのでしょうか。
- 入力項目が多いなど現場がツールを使いこなせていませんか
- 複数のツールがあり、どれを使えばいいのか現場が混乱していませんか
- そもそも、ITリテラシーの高い人材がいない・・・
どうでしょうか。
思い当たる項目があるのではないでしょうか。
営業を受けて言われるがままに導入したツールは一度見直してみることもよいと思います。
3つ目のお悩みに関しては別の課題ですね。では、どうすればいいでしょうか。
答えは簡単、クラウドツールの導入、です!!!
給与計算をクラウドツールで行う最大のメリットは、アップデートをメーカーが行ってくれること!!!
毎年変更になる社会保険料の料率を、時期が来れば自動的に変更してくれるのです(*´艸`*)
さらに、給与担当者が出社しなくても給与計算ができる、WEB明細を発行することで印刷しなくてもよいという、テレワーク対応もバッチリ。
勤怠データの作成もクラウドツールを使うことで、データを自動取り込みしWEB明細発行までかなりの時間短縮になります。
給与計算業務の時間短縮をすることで、通常業務に遅れが出ることもなく時間外労働の削減につながります!!!
業務効率化以外の、クラウド導入のメリットとは。
- サーバーの保守管理が不要になりコスト削減と運用管理の負担軽減。
- セキュリティ対策。
- BGP対策。
これらがあげられます。
総務業務の効率化、IT化を進めるにあたって自社に当てはめたときのメリットがどれくらいあるのか。しっかり把握することがIT化を進める上で重要です。
現状の把握から、解決方法のご提案までサポートさせていただいております!!!
ITツールの導入に使える助成金のご紹介も可能です。労務関係のツールでしたらご提案から設定、運用サポートも可能です。
お気軽にお問い合わせください。
最後に用語解説
- BCP対策・・・びーしーぴーたいさく、そのまま読みます。事業継続計画のこと。災害やシステム障害があっても重要な業務を継続するための対策
- アップデート・・・pcを使っている方らなら一度は見たことがある単語ではないでしょうか。 システムの修正などでバージョンアップのことです。