総務業務のデジタル化4

元CE(カスタマーエンジニア)が社労士業務を行う中で感じたことを徒然なるままに書き綴ります・・・

何がイライラするかって、思うようにデジタル化が進まない!!!

バリバリ理工系でOA機器販売会社でエンジニアと営業を経験している私と、がっつり文系で会社にあるITツールを使う側の方とはいろんな認識が違います・・・

先日の投稿でも書きましたが、ファイル名の命名規則だけでも何度お伝えしてもなかなか改善されません・・・

会社の方向性として、業務効率化のためにIT化を進めたい!!!

そこで、「これいいよ」「あれがいいですよ」と言われるがまま、社内で複数のツールを導入していくことは混乱のもと。

複数の業務ツールが連携(API連携)できていないと、マスターデータの管理をツールごとに行うことになり、業務量が増えます・・・
ツールを使うのは、「ヒト」です。

なるべくなら、ICTツールは統一したいところです。

IT化(デジタル化)に着手しているけれど売り上げが伸びない、業務量の削減につながらないときに確認していただきたいことがあります!

  • 入力項目が多いなど現場がツールを使いこなせていませんか 
  • 複数のツールがあり、どれを使えばいいのか現場が混乱していませんか
  • そもそも、ITリテラシーの高い人材がいない・・・

どうでしょうか。

思い当たる項目があるのではないでしょうか。

営業を受けて言われるがままに導入したツールは一度見直してみることもよいと思います。

3つ目のお悩みに関しては別の課題ですね。では、どうすればいいでしょうか。

答えは簡単、デジタル人材の獲得、です!!!

デジタルに明るい人材を獲得できれば、IT化は進みます。

ですが、地方の中小企業ではデジタル人材が不足していることが現状です。

デジタルスキルがある人材はどうしても都市圏に集中しています。

デジタル人材が、採用市場に不足していることも大きな原因です。

では、中小企業に必要なデジタル人材とはどういう人材なのでしょうか。

  • 会社全体の業務を把握できて、デジタル化を描けることができる。
  • 売上向上のための計画を立てられること。
  • デジタルツールを使って、計画を実行に移せること。

これらの条件をクリアできる人材を育てることが出来れば、デジタル化を推進していけるはずです。

今いる人材では難しい場合は、デジタル人材候補を採用する必要がありますね。

シナジー経営では、中小企業のお客様に採用支援も行っております。

業務の見直しを検討されているのであれば、ITツールの見直しと社内体制を同時に見直してみてはどうでしょうか。

ITツールの導入に使える助成金のご紹介も可能です。労務関係のツールでしたらご提案から設定、運用サポートも可能です。

お気軽にお問い合わせください。

最後に用語解説

  • API連携・・・えーぴーあいれんけい、そのまま読みます。Application Programming Interface (アプリケーション・プログラミング・インタフェース) の略です。簡単に言うと、ソフトと外部とのやり取りができるようにすること、です。余談ですが、IT用語はアルファベット3文字が多い!
  • ICT・・・インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー のことです。情報通信技術のことを言います。インターネット通販やコミュニケーションツールもICTの活用事例です。ICTとは、ITを使って人々の暮らしを豊かにするためにどうしていくのかという活用方法のことです。